40代の転職(1年ぶり3回目)

コンニチハ。SUITOHです。

掲題のとおり、転職することになりました
今回は同業種・同職種です。
IT関係の企画・コンサルということでお声掛けいただき年収アップということで交渉成立です。

これで通算6回目の転職になります
20代で2回
30代で1回
40代で3回

いい機会ですので40代の転職について書いてみたいと思います。

おすすめは「軸ずらし転職」とは言うけれど・・・

転職の目的はいろいろあると思います。
人間関係やライフスタイルなどですかね。

その中で「収入・年収」に絞って話をしていきます。


最近、転職関連の書籍やブログ、Youtubeで勧められているのが「軸ずらし転職」
業種、職種、資本などのいずれか「のみ」を変えることで、ストレスなく年収をアップさせるという転職方法です。

例えば、保険業界/営業職から広告業界/営業職のように、業界(業種)のみを変えたり、
IT業界/プログラマーからIT業界/インフラエンジニアのように、職種のみを変えたりすることを言います。

どちらかの軸足をそのままで転職することで、経験者として転職でき、やりがいや収入のアップが実現しやすくなります。

しかし、しかしですね、40代になると「異業種」、「異職種」への転職はなかなか勇気が必要です。

40代の軸ずらし転職が難しい理由
  • 積み重ねた経験値をリセットする恐れがある
  • 転職先から求められるものが、より責任を伴う
  • 同じ未経験なら若い人材が求められる

 

「異業種」、「異職種」へ飛び込む勇気も若いころよりも必要になりますし、そもそも転職が成功しにくいという実情があります。

転職コンサルをはじめ、転職を進めるサイト、ブログでは「40代でも異業種への転職を成功された方がいます」という話も書かれていたりしますが、ほんの一握りの特殊な例を出されてもねぇ・・・というのが正直な感想です。

自分が人を雇う側だったら、40代の未経験者よりも、若い未経験者を選択すると思いますし。

それでも、まだ「異業種」ならスキルによっては歓迎されることもあるかもしれません。
例えば、すごく商品を売ってくれる営業さんや、センスのあるデザイナーさんなどですね。

私のような凡人には、そんなスキルもセンスもないので、同業種、同職種への転職となりました。

ポジションという軸

ただ、全く軸をずらしていないか、というとそうでもありません。
今回ずらしたのは「ポジション」という軸です。

現在の会社ではチームリーダーとして勤務していますが、今回はマネージャーです。
管理職ですね。

企画・コンサルの現場のリーダーではなく、マネージメントするポジションに軸をずらしました。

ポジションを変えるリスク

私の場合、以前の職場でマネージャーの経験があったので、今回のお誘いにも抵抗なく乗ることができたのですが、未経験のポジションを受ける、もしくは応募するのはちょっと一呼吸おいたほうがいいと思います。

ポジションによっては、異業種、異職種並みに違う可能性があるからです。

40代になると、リーダーやマネージメント能力を要求されがちですが、数人規模でもリーダーとマネージャーの役割は相当違います。
「まとめる」ということを期待されているのは同じように見えますが、内容は違いますのでよく話を聞いて、よく考えて転職してください。

リーダーとして組織やチームを引っ張ってきた方が、マネージメントを任せられて能力を発揮できなくなったケースもよく耳にしますし、実際、何人かそのような方を目にしてきました。

いま在籍する会社や組織でポジションを経験して転職をすることをお勧めします。

転職は年収アップへの近道

終身雇用や年功序列が崩壊した現在、年収アップを図る手段として「転職」は非常に有効だと思います。

転職を思い立った時、多少なりとも不安があるとは思いますが、あなたがやってきた「経験」は誰にもまねできないユニークなものです。

そのユニークな「経験」をちゃんとアピールできれば、評価してくれる人や企業はたくさんあると思います。

40代でも大丈夫。(自分に言い聞かせるように)

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事